ポッコリお腹と身体の3つの腔

「ダイエットしたのにお腹だけやせなーい!!」
・・・こんな悩みを持つ女性も多いのではないでしょうか。

以前の記事で、くびれと骨盤の関係を書きました。

今回は、“実はポッコリお腹は胸腔がつぶれていることが原因”という話です。

人間の身体は「筒」でできているということが言えます。
筒は中が空洞ですね。

身体の中にも空洞があり、これを「腔」と呼んでいます。
人間の体は3つの腔から成り立ち、上から口腔・胸腔・腹腔の順でつながっています。

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胸腔と腹腔は、体の主要な臓器の「器」となります。
口腔は、体内に酸素や栄養素を取り入れる入口です。

この3つの腔の空間がしっかりと確保されていれば、中の内臓もきちんと収まり、本来の働きができますが、
腔がつぶれてしまうと、巻き肩や猫背といった歪みが生じてきます。
さらに、下腹がポッコリしたり、ヒップが垂れたりというスタイルの悪化にもつながります。

一見スリムなのに、下腹だけがポッコリと出ている人は、胸腔がつぶれている人に多くみられます。
原因は胸腔がつぶれていることなので、食べ物を減らしたり、運動したりしても下腹ポッコリが解消しないのです。
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反対に、胸腔を拡げてあげさえすれば、簡単にお腹がスッキリとへこみます。

こちらの写真を見てください。
男性ですが、寝た状態でもお腹がポコンと出ているのが分かりますね。
そして、胸腔はつぶれています。
中沢さん ウエスト
下は胸腔を拡げてあげてお腹のケアをした後の写真です。
胸腔が立って、本来内臓の収まるのスペースができたことで、お腹がこんなにへこみました。

これは施術による結果ですが、自分でも胸腔を拡げることができます。
それが「キラキラパタパタ体操

動画もご覧ください。

楽な姿勢で軽く肩幅に足を拡げた状態で立って行います。
①手の平を上にして、腕を体側に。そのまま手首を「キラキラ」と外側へ4回まわします。
②手の平を上にしたまま真横に下ろし、手の甲で太ももを軽く4回「パタパタ」と叩きます。
③①と同じで手首を「キラキラ」と4回外側へまわします。
④手の平を上にしたまま肩を上げ、「ストン」と力を抜くのを4回。

⑤次に、腕を前にして、手の平を上にして「キラキラ」と手首を外側へ4回まわします。
⑥手の甲を身体の前で「パタパタ」と4回軽く合わせます。(小指が触れ合う程度でもOK)
⑦⑤と同じで「キラキラ」と手の平を外側へ4回まわします。
⑧体の前で手の平を上にしたまま肩を上下に「ストンストン」と4回。

⑨腕を軽く後ろに引いて、手首を外側にひねるように「キラキラ」と4回まわします。
⑩体の後ろで、手の甲を「パタパタ」と4回合わせます。(無理に付けなくてもOK)
⑪⑨と同じで、後ろ側で「キラキラ」と手首を4回まわします。
⑫手の平を上にしたまま肩を上下に「ストンストン」と4回。

①~④を繰り返し、最後に体の真横に手の平を上にしたまま腕を戻します。
肘の位置はそのまま、手の平だけを内側に返します。

胸が広がって勝手に姿勢が良くなり、肩こりや巻き肩の解消にもとても効果的です。

全体的に力を抜いて行うことと、無理に手の甲をくっつけようとしないことがポイントです。

この「キラキラパタパタ体操」と、以前紹介した「シェー体操」で体の腔を拡げましょう。

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