くびれを作るには骨盤を立てることが重要

薄着の季節になると気になってくるのが“ボディーライン”
冬の間に溜め込んだ脂肪でお腹がポッコリ。
横を向いたら胸よりお腹が出てる(>_<)
・・・なんて悲惨な状態は避けたいものです。

・・・となるとすぐに頭に「ダイエット」の文字が浮かんで、
食事を抑えようか
運動を始めようか
と考えがちですが、ちょっと待って!!

食事制限や運動の前に、骨盤の状態、どうなっていますか??

骨盤は、大腿骨(脚の骨)と脊柱(背骨)の間の骨の一群の名称です。
横隔膜、腹横筋、大腰筋、腸骨筋などの筋肉が骨盤を取り囲んでいます。
また、骨盤で囲まれる空間には内臓(膀胱・子宮・直腸など)が収まっています。

この骨盤、姿勢や生活習慣、女性は出産などの影響で、開いたりゆがんだりします。

一般的に、骨盤は「締める」のが良いと思われがちです。
骨盤矯正をする整体などに行っても「骨盤は締めましょう」と言われたり、
骨盤を締めるための「骨盤ベルト」や「ガードル」もたくさん売られたりしています。

でも、本当は「骨盤は立てる」がベストな状態なのです。

イラストをご覧ください。
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骨盤を“内臓が収まる箱”のイメージで見ます。

骨盤が開いた状態(右)
開いた骨盤は、箱が台形になった状態。
上の部分が狭くなっているため、内臓が収まりきらずお腹が出ます。
お尻も垂れて大きく見えてしまいますし、脚も太くなります。

骨盤が締まった状態(中央)
しまった骨盤は、箱が狭くなった状態。腹腔も狭くなります。
狭い部屋に内臓が入っているので、本来の働きができずに代謝が悪くなったり、便秘になったり・・・
収まりきらない内臓がポッコリお腹の原因です。

骨盤が立った状態(左)
立っている骨盤は、前方は締まり、後方は開いて、平行な立方体のように整った状態。
腹腔下部の広さも奥行きも十分確保されるので、内臓がしっかり収まり、ポッコリお腹が解消されます。
内臓の稼働効率も上がり、排せつが促され、代謝がアップするのでダイエットにも効果的!

では、骨盤を立てるにはどうしたら良いのでしょうか?
どこかの整体に通ったり、何か特別なベルトでもすれば良いのでしょうか?!

いいえ!自分でできる簡単な体操があるのです(^_-)

その名も“シェー体操
そう、あの「イヤミのシェー」です。
30代以上の方は、分かりますよね?(^_^;)

【シェー体操のやり方】
シェー体操01
①イラストのように、横向きに寝ます。
②右腕の肘をだいたい90度ほどになるように曲げます。左手はわき腹に。
③右足を曲げ、床につけます。
④曲げた右足が床から離れないように、自転車をこぐように動かします。(30~40回)

これを反対向きも同様に行います。

ポイントは、力を抜いて行うこと。
エクササイズのように一生懸命しないでください!!
脚の力は抜いて、ずりずりと床に引きずる感じでOKです。

片側が終わった段階で、自分の骨盤に手を当ててみて、動かした脚の側の骨盤が立っているのを確認してみてくださいね。

このシェー体操をすると、骨盤周りの筋肉がゆるんで柔らかくなります。
そうなることで腰痛の解消にもつながります。

また、脚の付け根部分にはそけいリンパ節があります。
下半身へのリンパの流れを作る役割がある、このそけいリンパ節のポンプ機能が弱まるとリンパの流れが悪くなり、
足がむくんだり、お尻がたるんだりもしてしまうのです。

シェー体操は、ポッコリお腹の愛称だけでなく、様々な体のトラブル解消につながるので、ぜひ毎日やってみていただきたい体操の一つです。

こちらの動画でも詳しく解説していますので、ご覧になってみてください。

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