姿勢で老ける

ぱっと見で、
「あ、この人若々しいな」と思う人と
「なんだかおばちゃんっぽいな」と思う人の違いの一つに“姿勢”が挙げられると思います。

例えば、女優さんが20代の若い女性からおばあちゃんまでを演じる時、
年を取れば取るほど、膝や腰を曲げ背中を丸めた姿勢になって演技するでしょう。
その方が年を取って見えるからです。

今では、若いのにまるでおばあちゃんのような姿勢の女性を多く見かけます。

デスクワークや、常に下を向いてスマホを見る時間が長いためか、頭(首)が前方に倒れているのです。
私たちの頭はボーリングの球ほどの重さがあります。(5~6キロ)
この重い頭をどこが支えているのかというと、首の前側の筋肉で、前頸筋(ぜんけいきん)と言います。
前頸筋が頭を支えていなければ、私たちは立っていられません。

しかし、この前頸筋が加齢や緊張のため頭を引っ張ってしまうと首が前に倒れ姿勢が悪くなってしまいます。
そうすると肩が内側に巻き、大胸筋が収縮してさらに体が縮こまります。
そして、反対に背中側の僧帽筋(肩の筋肉)が無理やり引っ張られ、硬く動かなくなります。

これで肩こりさんの出来上がり!
老ける姿勢

肩こりの原因は肩の筋肉ではなく、他の周りの筋肉の緊張によって引っ張られていただけなのですね。
しかも、このような姿勢は肩こりだけでなく、
・バストが垂れる
・ポッコリお腹になる
・お尻が垂れる

と、美容面でも悪いことだらけ・・・。

では、良い姿勢=美姿勢とはどのような姿勢でしょうか。
よく胸を張って、背筋や腰を反らせて、お尻を突き出したような姿勢が良い姿勢と思われがちですが、
これでは筋肉の緊張をそのままに無理やり引っ張っているだけなので、疲れて長く続きません。

頭を前に引っ張っている前頸筋や、咬筋、縮こまっている大胸筋をゆるめてあげれば、実は姿勢は勝手に変わります。

美姿勢

この写真をご覧ください。
筋ゆる応用症例1 - コピー

ビフォーでは、肩から伸ばした線よりも頭が前に出ているのが分かります。
筋肉をゆるめた後のアフターでは、肩と耳のラインが一直線上になり、大胸筋もゆるんだのでバストアップしていますね。

このように、筋肉をゆるめてあげれば、「姿勢を良くしよう」と思わなくても勝手に姿勢が良くなり、しかも力が抜けて体が楽なのです。

ではどうやったら筋肉をゆるめることができるのでしょうか。
自分でできるとても簡単な体操があります。
その名も「片手バンザイ体操

私も毎日パソコンなどを使ってどうしても前かがみになりやすいので毎日この体操をしていますよ。

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