「運動が健康に良い」はウソ

運動・スポーツは健康と美容に良い

多くの人がそう信じて疑わないのではないでしょうか?
先日、友人が
「2キロ太った。ヨガじゃやせなかったから、もっと激しい運動をしようと思う」
と言っていました。

残念ながら運動だけでやせることはできないし(やせたとしても一時的なこと)、
激しい運動は、健康にいいどころか、健康にも美容にも悪いのです。

もし本当に運動が体に良いのであれば、スポーツ選手はみんな健康で長生きなはずですよね。
でも実際はどうでしょう?

Jリーグで活躍したあのプロサッカー選手も、
プロ野球選手からコーチで活躍していたあの人も、
オリンピックで活躍を期待されたノルウェーの水泳選手も・・・
若くして急死されています。

一般の方でも、「ジョギング中に急死」なんて話を聞いたことがあるのではないでしょうか?

運動をするとだんだん息が上がってきて、
「ぜーぜー、はーはー」言ってきますね。

酸素を吸って、栄養素をエネルギーに変えて、酸化物を出しています。
つまり「燃焼」しています。

閉め切った部屋でボーボーと火を焚いて燃焼いたら?
そのうち酸素がなくなって、不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒で死んでしまいます。

体も、生きていること自体が燃焼なわけですが、さらに激しい運動をすることで“活性酸素”が出ます。
この活性酸素は細胞や血管を攻撃して病気を引き起こします。
もちろん、肌などにも悪影響なので、美容面でも良くありません。

最近では、『活性酸素を除去するサプリメント』なんてものも販売されていますが、
激しい運動をしておいて、サプリで活性酸素を除去するなんて、なんだか笑えます。

部屋の中でストーブを使う時に大切なのは「部屋の換気」です。
キレイな空気を取り込んで、汚れた空気を外に出す。

この循環ができていれば、一酸化炭素中毒で死ぬことはありません。

体も同じこと。
生きていれば、動けば、運動すれば、活性酸素は発生します。
それが流れ出ていかないから、身体を攻撃して、最悪急死してしまうわけです。

運動は体に悪いけれど、好きで運動している方は、この体の中の循環を良くしながら運動することが寿命を縮めないコツ。

血液は、心臓がポンプとなって全身を巡ります。
活性酸素を含む老廃物は、筋肉がポンプとなって排泄されていきます。

筋肉がしなやかにゆるんだり縮んだりすることによって、
酸素や栄養素が細胞に運ばれ、老廃物が静脈やリンパ管に戻っていく、という循環を作っているのです。

「じゃあ、やっぱり筋肉を鍛えるために運動をした方が良いんだね!」
という声が聞こえてきそうですが、これは違います。

筋トレなどは筋肉に負荷をあたえること。
私たちの筋肉はすでに緊張状態で、縮まっているか伸ばされ過ぎているかでパンパンに硬くなっています。

そこにさらに負荷をかけるのは、弱っている人にさらにムチ打つようなもの・・・。

パンパンに硬くなっている筋肉は、
優しくそーっと触れたり、ゆらゆらと揺らしてあげることでゆるみ、本来のボリュームを取り戻して柔らかさとしなやかさを取り戻します。

こうなると、ポンプ機能が十分に働いて、間質リンパの循環が良くなります。

疲労物質が溜まりにくくなるので、疲れない、若々しい体を作ることができるのです。
健康のためには、運動するよりも筋肉をゆるめることが大切なのです。

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