たるみ・しわの原因は筋肉の衰えのせい?

【多くの方女性が悩む、たるみとしわ】

加齢とともに気になる“たるみ”“しわ” まぶたや目元のたるみ・しわは、疲れた印象を与えたり、目つきが悪いような印象を与えてしまいます。
頬のたるみはほうれい線を作り、一気に老け顔に・・・。また、毛穴も開き、お化粧のりも悪くなります。
あごもたるみが出やすいところ。フェイスラインがぼやけ、二重あごになると顔が大きく見えてしまいます。 さらにあごのたるみが首のたるみやしわにもつながっていきます。

ところで、たるみ・しわの原因とは何でしょうか?
一般的には、 『たるみ・しわの原因は、加齢による筋肉の衰え』 が原因と言われることが多いですね。

そしてその対策方法としては、『衰えた筋肉を鍛えましょう』というもの。 例えば、顔のマッサージやエクササイズ。
たるみ・しわが気になったことのある方なら誰でも一度は「あ・え・い・う・え・お・あ・お・・・・」なんて口を大きく開けるエクササイズや、 舌を動かすエクササイズを試してみたことがあるのではないでしょうか?
以前は私自身も、テレビや雑誌で紹介されているような顔のエクササイズや体操を頑張ってしていたこともあります。 でも、結局思ったような結果は表れずに続きませんでしたが・・・

しかし、そもそも本当に“筋肉の衰え”が原因なのでしょうか? もしそうだとしたら、筋力のない赤ちゃんの顔は、どうしてあんなにたるみもしわもない肌なのでしょうか?

【本当の原因は】

実は、たるみやしわの原因は、筋力の衰えではないのです。 当然ですが私たちは普段、筋肉を使って生活しています。 「筋肉を使う」ということは、「筋肉を縮めている」ということです。
試しに、顔の筋肉にギュッと力を入れて縮めてみてください。 顔がしわくちゃになりますね? 力を抜いて筋肉をゆるめれば、顔のしわはなくなります。 私たちが筋力の衰えのせいだと思っていた顔のしわやたるみの原因は、『筋肉を縮めたままにしていたこと』だったのです!

【筋肉をゆるめれば、たるみもしわも解消される】
顔の一番表面には、皮膚にくっついた表情筋があり、その奥に咀嚼筋(そしゃくきん)があります。 一般的な顔のマッサージやエクササイズは、主に表情筋を鍛えようとしていますが、実はその奥にある咀嚼筋をゆるめることの方が重要です。
咀嚼筋とは、ものを噛むときに使う筋肉で、側頭筋・咬筋などの総称です。

この咀嚼筋、噛む動作で収縮しますが、噛んでいるとき以外でも常に縮んだ状態で固まっているとしわができたり、 細胞間液がうまく流れずにむくんで顔が大きくなったりします。

咀嚼筋をゆるめてあげれば、その表面についている表情筋も連動してゆるみ、たるみもしわも改善されていきます。
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【筋肉をゆるめる方法】
では、マッサージやエクササイズではない方法で筋肉をゆるめるにはどのようにしたら良いのでしょうか? 実はとっても簡単で、力を抜いてごくごく弱く触れるだけです。

誰しも、緊張した時や、体が強張っているときに背中などを優しくなでられると緊張やこわばりが取れた経験があると思います。 これは、科学的にも理由があります。

筋肉は筋膜に覆われていて、この筋膜がセンサーとして刺激を受け取り、脳へと伝わる仕組みになっています。 血管やリンパ管などの内皮細胞は、ごく弱い刺激を与えることによって、管拡張作用のある一酸化窒素を放出する=筋肉をゆるませることが分かっているのです。 筋肉には、自らゆるませる力が備わっています。 ごく弱い刺激で、筋肉が自分で良い状態へ戻ろうとする手助け程度のケアがたるみやしわの改善になるのです。

 

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